杉並ユネスコ協会
ユネスコ親子科学教室
「火山のふしぎ」
− 火山の形はどうして違うの? 火山の模型を作ってみよう! −
講師 佐藤真太郎氏
2013年3月30日 セシオン杉並 工芸室

   親子で科学の面白さと奥深さを体験する「親子科学教室」が開催されました。今回は佐藤真太郎先生を講師として招き、火山の形成過程を、実際に模型を作りながら楽しく学びました。

授業風景

   「火山の形は、どんなのがあるの?」。実際の火山の写真を見ながらの「富士山タイプ」「なだらかなタイプ」「お饅頭タイプ」など、が出てきました。また、噴火の映像を見ながら、マグマの流れ方もいろいろあるのを理解しました。

   今度は、実際に火山の噴火の模擬実験をしながら、火山の成り立ちを学びました。材料は、歯科医の型取り材に絵の具で着色。水の量で、固さ(粘性)の調整をして、ボードの穴から噴火。着色の色を変えて、5、6回、繰り返し。各自が作った火山は、どのタイプ? 桜島、浅間山、富士山、昭和新山、いろいろありました。

火山噴火の模擬実験

   最後に、真ん中でカット。断面で噴火の過程が地層のように積み重なっていたり、またはアンコ状になっていたり、さまざまでした。

火山模型の断面

   講師の佐藤先生が、火山の内容は小学6年生の授業で学ぶ内容ですが、その時に今回の模擬実験を思い出してもらえば良いのかな、とおっしゃっていました

(山田正)