ユネスコ親子科学教室
「日時計ってなに? 作ってみよう!」
講師 小野行雄氏(日時計作家・元東京造形大学教授)
2014年8月17日(日) セシオン杉並 第6・7集会室
「日時計ってなに? 作ってみよう!」
講師 小野行雄氏(日時計作家・元東京造形大学教授)
2014年8月17日(日) セシオン杉並 第6・7集会室
太陽で時間がわかる、本当? という疑問から、日時計を作ってみました。参加者は小学3〜5年生の親子9組、大人2名の20名でした。
まず、日時計の仕組み。針は北極星に向いていること(自転との関係)。そして文字盤と針の位置が設置場所によって違います。東京は12時よりちょいと手前。沖縄は、12時過ぎ。日本の標準時の東経135度(兵庫県明石市)を境に前後します。
日時計の歴史は、今から3500年前のエジプトで始まり、太陽の方位や高度の変化をとらえて一日を分割し、時刻として定め日々の生活でもちいられました。
そしてパワーポイントを使いながら、日時計の種類、世界の日時計、日本の日時計、小野先生が作られた杉並区内の日時計の紹介がありました。
次にペーパークラフトでの日時計の製作です。好きな色を塗りながら、組み立てました。方位磁石を設置し完成。3階の廊下の日の出てるところで、時間を読んでみました。
最後に、屋外で、《人間日時計》の実験。あいにく曇っていましたが、雲のすき間からこぼれる太陽を追いながら、測定しました。
(山田正)