杉並ユネスコ協会
ユネスコ出前授業
2015年11月13日(金)
西町インターナショナル・スクール

   西町インターナショナル・スクールでの杉並ユネスコ協会の出前授業は、8年目を迎えました。

   今年も、ユネスコ世界寺子屋運動に取り組む4年生のクラスで、ゲストティーチャーとしてユネスコの活動紹介をさせていただきました。

   

   学校の創立者 松方種子先生は、世界平和への貢献には教育が重要と考え、戦後の日本に国際教育の種を蒔いた方です。

   大正時代に建てられた邸宅「松方ハウス」は、東京都選定の歴史的建造物に指定されているあたたかく趣ある建物で、現在も学校のメイン校舎に使用されています。

松方ハウス

松方ハウス(西町インターナショナル・スクールHPより)

   

   今回もユネスコ出前授業を楽しみに待っていてくれた子供達。

   青年部の井口大夢部長による識字・寺子屋についてのプレゼンテーションでは、事前に下調べを重ねてきた子供達から次々に質問が飛び交い、積極的に手が挙がります。

   そして、板倉徳枝副会長のカンボジアやインドの寺子屋での体験談には、訪れたことのない土地への想像力を膨らまし、身を乗り出して聞き入っていました。

授業風景

   貧しい国々について調査し、知りたい、という気持ちをますます強く持った子供達。

   自ら学んだことをより多くの人々に伝えたいと瞳を輝かせていました。

   これから12月に行われる学習の発表会、そしてリーフレットの作成に向けてさらに学習を重ねていくそうです。

   小さな世界大使達の活躍がとても楽しみですね。

(西野裕代)