杉並ユネスコ協会
ユネスコ親子科学教室
「ドクタートミーの恐竜はおいしかった?!」
講師 富田京一氏(肉食爬虫類研究所所長)
2015年8月23日(日) セシオン杉並 集会室

会場全景

   ドクタートミーこと、富田京一さんは今回で3回目のご登場になります。

   今回のユネスコ親子科学教室では、恐竜が何をどれくらい食べていたか、歯や爪、胃内容物の化石やレプリカから現在の動物と比べたり、排泄物(大便)の化石などからもその実態を探りました。

富田先生

   恐竜の発掘の歴史から始まり、恐竜の骨格の構造は、爬虫類に似ている?

   実は鳥も同じ特徴を持っていることが判明したため、今日学問的には、鳥は恐竜の一部として扱われているそうです。

標本

   恐竜は陸の動物史上、最も大きな動物が恐竜だったことは疑いようがありません。

   現在のところ、最も体の長い恐竜として知られているのは、中国のマメンチサウルスで、全長35mに達し、体重は約50トンと推定されています。

   巨大恐竜はすべて植物食恐竜でした。肉食恐竜は、ときに獲物を追って走らなければならないので、せいぜいアフリカゾウ程度までしか重くなれなかったのです。

   恐竜の美味しさについては、天然の鳥とかワニに味が似ていたのではないかと推測されているそうです。

(山田正)