2015年3月30日(月)〜31日(火)
セシオン杉並、セントメリーズ・インターナショナル・スクール
公募で選ばれた区内の小・中学生がインターナショナル・スクールを訪問し、一日体験入学をする「国際中学生交歓会」がおこなわれました。
小・中学生たちは3月30日にセシオン杉並で事前学習をおこない、翌31日に二子玉川にあるセントメリーズ・インターナショナル・スクールを訪問しました。
以下、セントメリーズ(St. Mary’s)訪問にスタッフとして参加された冨田八枝子さんの感想を紹介します。
「St. Mary’s 交流に参加して」
2015年3月31日、杉並ユネスコ協会のSt. Mary’sとの交流学習にスタッフとして参加しました。
今回の交流学習には杉並区の小学校6年生(新中1)から中学校3年生(新高1)まで19名が参加しました。
このプログラムのすばらしさは、何と言ってもSt. Mary’sの受け入れ体制が充実している点です。参加者一人一人にバディがつき、バティとともに午前中に2コマの授業を受け、昼食を取り、午後1コマの授業を受けます。
どのバディも、参加した生徒の顔を見ながら、理解できているかを確かめて、ていねいにサポートしていました。また、先生方も、ユネスコに関連した内容をご準備くださったり、理解度を確認したりと協力してくださっていました。
最も印象的だったのは、プログラムを終えてバディと共に待ち合わせ場所に戻ってきた生徒たちの明るい表情です。生徒のそれぞれの英語力によって、日本語で助けてもらった生徒から、もっと早く英語を話しても大丈夫だよと言えた生徒まで色々だったようですが、それぞれの実力に応じて、精一杯がんばったという充実感にあふれた表情でした。
英語学習においては、謙虚さと自信のバランスが大切だと感じています。自分は英語を勉強しているけれど、まだまだ学ぶべきところがあると感じることと、完全にではなくてもわかった、通じたという自信です。このプログラムでは生徒たちはその両方を短時間に経験したことと思います。
アメリカと日本の文化の違いを知り、共通点を実感し、一人一人が交流を深めることが、双方の学校の生徒たちがこれから世界各国で、自分たちの国の将来や世界平和を考えていく際の基盤となると信じています。
最後になりましたが、長年このプログラムを支えてこられたSt.Mary’sの先生方、板倉徳枝先生をはじめとする杉並ユネスコ協会の皆様、杉並区の関係者の皆様にお礼を申し上げます。
(感想:冨田八枝子 編集:岩野智)