今年もセントメリーズ・インターナショナル・スクールの4年生63名を乗せたスクールバスが、松庵小学校に到着しました。

   秋の草花や実が飾られた玄関を抜け、少々緊張の面持ちでスクールツアー（学校見学）のスタートです。

　　

   体育館で行われたオープニングセレモニーでは、松庵小4年生全員でのウェルカムメッセージに続き、ハッピ姿で「よっしゃ　よさこい」の迫力ある踊りを披露すると、セントメリーズの子ども達から拍手が沸き起こりました。

   先生方も「アメージング！」と大絶賛。

   続いてセントメリーズからのお返し、優しい歌声が体育館に響き渡りました。

　

   いよいよ教室へ移動し、日本の伝統遊びの時間です。

   この日のために松庵小の子ども達が準備した、福笑い、ブンブン駒、だるま落とし、折り紙、お手玉など、笑い声が溢れる中で楽しみました。

　　

   夢中で遊んでおなかもぺこぺこ。

   普段、お昼をカフェテリアでいただくセントメリーズの生徒達から、「教室で給食たべるの？びっくり！」と驚きの声がたくさん聞こえます。

   一方、松庵小の生徒達は、セントメリーズが持参した思い思いのランチボックスに興味津々。

   楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。

   グッバイセレモニーでは、松庵小から感謝の言葉と校歌を贈り、折り紙で作ったコマをプレゼントすると、名残惜しんで抱き合う姿も！

   国や言葉、生活様式の違いを超えて、短時間で仲良くなった子ども達。

   セントメリーズのスクールバスが遠く小さくなるまで、窓から手を振っている子ども達の姿が印象的でした。

（西野裕代）