杉並ユネスコ協会
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟主催
第3回高校生カンボジアスタディツアー
2016年8月2日(火)〜12日(金)

カンボジア事務所

   8月2日〜12日に実施された日本ユネスコ協会連盟主催の「第3回高校生カンボジアスタディツアー」に参加しました。

   全国から集まった高校生10名でカンボジアへ行き、現地の方との交流を通じて歴史、文化、社会への理解を深め、実際に「世界寺子屋運動」や「世界遺産活動」のプロジェクト地を訪問し、さまざまな課題を乗り越えながら支援する様子を見て、自分にできることは何かを考えることができました。

   私はカンボジアの教育について関心があったため、実際にリエンダイ寺子屋(アンコール遺跡近郊のシェムリアップ州リエンダイ村に建設された寺子屋)を訪れたことが最も興味深かったです。

   一度、公教育から外れてしまった子供たちで構成されている復学支援クラスの生徒との交流で、勉強できることが嬉しいという言葉を聞き、この支援の意義を感じることができました(下写真)。

   また支援する側も現地の方が求めているものを聞いて、現地の方との連携をとることが必要不可欠であるという、支援の難しさも知ることができました。

   最後に、現地で交流した方から学ぶことはもちろん、一緒にこのツアーを作り上げたメンバーからもたくさんのことを勉強させていただきました。これからは、私が現地で吸収したことを発信していきたいと思います。

リエンダイ寺子屋

   ※本ツアーの詳しい情報はこちらをご覧ください。

(八尾成美)