中学生クラブ「英会話とバングラデシュのお話」
2016年7月9日(土)セシオン杉並 視聴覚室・集会室
2016年7月9日(土)セシオン杉並 視聴覚室・集会室
7月の中学生クラブは、英会話と国際理解でした。
前半の英会話では学年別のクラスに分かれて、外国人の先生たちとゲームを交えながら楽しく英会話を学びました。
後半の国際理解では、英会話の講師であるアノンヤ先生の母国バングラデシュのお話を聞きました。
バングラデシュで日本人7人が犠牲になったテロが記憶に新しいですが、そんなバングラデシュにも美しい自然があります。
(出典:Wikipedia)
バングラデシュの国旗は日本の国旗と似ていて、緑の部分は豊かな自然と主な産業の農業、中心の赤は独立を勝ち取るために流れた血を表しています。
そして今、UNIQLOやZARAなどの「ファストファッション」と呼ばれるブランドの服を作る市場が、人件費の安さにより、中国からバングラデシュに移りつつあります。
またバングラデシュが発展途上であることが考慮され、輸出の際にあまり関税がかからないそうです。
(出典:Wikipedia)
周りにパキスタンなど宗教に厳格な国もありますが、バングラデシュは意外にも宗教に寛容で、ラマダンも希望する人は行うという方針で強要はされないそうです。
アノンヤ先生の、「イスラム教は親の宗教で、たまたま自分がイスラム教の家に生まれただけだ」という言葉が印象的でした。
日本とバングラデシュの関係は現在良好なため、テロに屈せず良い関係が続いていって欲しいと思います。
次回、9月10日(土)の中学生クラブは、英会話と国際理解(シリアのお話)です。
シリア写真家の方をゲストとしてお招きし、同国の現状についてお話ししていただきます。
(八尾成美)