2016年12月1日(木)
松庵小学校
1988年から始まったセントメリーズ・インターナショナル・スクールと区内小学生との交流は、今年は松庵小学校で、実施されました。
今回も学校支援をしている「あん子応援団」(しょうあん小の子どもたちを応援することから命名)が準備をしてくださり、順調に楽しく交流ができました。
参加者数は、セントメリー校側は4年生68名と引率の方が6名、松庵小側は4年生71名でした。
英語ボランティアを含めたあん子応援団の方々も、25名がお手伝いで参加しました。
9時半にバス2台が校庭に到着し、セントメリー校の子どもたちは、体育館に移動し、荷物を置いて校舎見学に出発。
音楽室、図書室、理科室などを見て回った後に、体育館に戻って松庵小の子どもたちと対面しました。
オープニングセレモニーとして、松庵小の「松庵ソーラン」の元気のよい踊り、セントメリー校のボーイソプラノの美しい歌声で交流が始まりました。
体育館で、日本の遊び(羽根突き、けん玉、コマ、縄跳び)を紹介した後には、各教室に行き、けん玉、ブンブン駒、福笑い、お手玉など日本の伝統的な遊びを楽しみました。
セントメリー校の子どもの中には、初めてけん玉を手にした子が、玉を振り回して戸惑っていたり、手慣れた様子で上手にけん玉遊びをしている子と、いろいろな子どもたちがいました。
羽根突きの披露
教室の黒板に書かれた歓迎の言葉
福笑いに挑戦
11時頃には、雨で濡れていた校庭も乾き、校庭で遊ぶことができました。
6組に分かれて、リレー競争、ドッジボール大会をしました。
リレーでは大きな声で走る子を応援し、皆全力疾走をしていました。
ドッジボールは盛り上がっていたところで昼休みとなり、勝ち負けなしで終了。
松庵小は授業開始・終了のチャイムを鳴らさないとのことですが、子どもたちは時計を見てきちんと行動しているそうです。
リレー競争
応援する子どもたち
ドッジボール大会
給食の時間の頃には、両校の子どもたちはさらに仲良くなり、それぞれ給食とお弁当を食べながら笑い合っていました。
その日の給食は、ジューシー、サーターアンダーギーなど美味しい沖縄料理でした。
お弁当持参のセントメリー校の子どもたちもサーターアンダーギーをいただきました。
昼食が済み、体育館でお別れのセレモニーをした後に、セントメリー校の子どもたちは名残惜しそうにバスに乗り込みました。
見送る松庵小の子どもたちも別れを惜しむかのように、いつまでも手を振って見送っていました。
山口祐美子校長先生にも、お忙しいなかをお世話いただき、両校の子どもたちがいつもと違う経験ができたことはとても喜ばしいことでした。
(朝倉洋子)