
2017年4月8日(土)セシオン杉並 視聴覚室・集会室
満開の桜に柔らかく降り注ぐ春の雨。
2017年度の中学生クラブが今日から始まりました。
初回は「開級式」です。前半にユネスコ紹介、後半に英会話が行われました。
プログラムに先立ち、内田利男社会教育センター所長よりご挨拶をいただき、同センター職員の加藤紀里子さんと山田しづかさんからもご挨拶がありました。
引き続き、当協会の朝倉洋子会長より挨拶があり、また青年部のメンバー紹介がありました。

左から社会教育センターの内田所長、加藤さん、山田さん

朝倉会長

青年部メンバー
前半のユネスコ紹介では、新高1の青年部よりユネスコの意味と設立目的、具体的な活動について説明がありました。
ユネスコ(UNESCO)の正式名称は「国際連合教育科学文化機関」であり、教育の普及や科学技術の向上、文化の相互理解を通じて、国際平和を実現しようとする国連の専門機関です(1946年設立、本部はパリ)。
具体的な活動としては、世界遺産の登録や発展途上国における教育支援などが行われています。
プレゼンターを務めた2人の青年部は、クイズを交えながらユネスコの活動内容とその意義をわかりやすく伝えていました。

ユネスコ活動の目的

クイズに答えてもらう

書き損じハガキ回収が募金になる
ユネスコ紹介の後、後半の英会話の講師が紹介され、さらにインドネシアから留学生として来日しているプスピタさんの紹介がありました。
「プスピタ」(puspita)とはインドネシア語で「花」を意味するそうです。そのため、日本では「花ちゃん」という愛称で呼ばれているとのことでした。
プスピタさんは母国の伝統的な美しい踊りを披露してくださり、中学生クラブのスタートに“花を添えて”くださいました。

左から江口先生、エミリー先生、遠崎先生、ジョナソン先生、板倉先生、プスピタさん


プスピタさんによるインドネシアの踊り

後半の英会話では、学年ごとのクラスに分かれ、外国人講師とともに英語を使ったコミュニケーションの練習が行われました。
中1クラスでは、板倉先生とゲストのプスピタさんが生徒たちと英語で自己紹介し合ったり、国旗を使ってさまざまな国の紹介を行ったりしました。
中2クラスでは、遠崎先生とフランス出身のエミリー先生が、知っておくと英会話で役に立つ表現を紹介し、実際に生徒たちに英文を作ってもらい、発表してもらいました。
中3クラスでは、アメリカ出身のジョナソン先生とメキシコ出身のペペ先生が、英会話に必要な語彙力を高めるため、英単語のしりとりゲームを行いました。

中1クラス

中2クラス

中3クラス
初回ということで、参加した中学生たちは少し緊張気味でしたが、これから互いに打ち解け合い、明るくフレンドリーな外国人や青年部に囲まれながら、楽しい1年間を過ごしていくと思います。
次回の中学生クラブは5月13日(土)です。ブータン人のゲストをお招きして、幸せの国ブータンのお話を伺います。
(岩野智)