杉並ユネスコ協会
中学生クラブ「英会話と日本文化 〜落語ワークショップ〜」
2017年2月11日(祝・土) セシオン杉並 視聴覚室・集会室・和室

集合写真

   2月の中学生クラブは、前半に英会話、後半に三遊亭粋歌(すいか)さんをお招きして落語のワークショップを行いました。

   英会話では、中1クラスにブータン出身のソナムさんとケサンさんがゲストとして入って下さり、ブータンの国紹介などを英語でして下さいました。

   中2クラスは長田先生とエッシー先生(パラオ)、中3クラスはエミリー先生(フランス)がそれぞれ担当し、英語カードやかるたを用いながら、楽しい英語のやりとりが行われました。

ブータン人ゲスト
ソナムさん(左)とケサンさん(右)
中1クラス
中1クラス
中2クラス
中2クラス
中3クラス
中3クラス

   後半は落語のワークショップです。

   今年で3回目のご登場となる三遊亭粋歌さんに、日本文化を象徴する落語の魅力を教えていただきました。

   まず、粋歌さんが落語を披露してくださいました。人間に化けた犬のお話で、姿かたちは人であるのに行動が犬のままという滑稽な笑い話です。

   粋歌さんの軽妙な語り口と内容の面白さに、会場では笑いが絶えませんでした。

三遊亭粋歌さん1  三遊亭粋歌さん2

   続いて数名の参加者に、実際に落語を体験してもらいました。

   粋歌さんから出されたお題は、扇子と手ぬぐいを用いて、そばを食べたり手紙を読んだりする仕草を表現してみることでした。

   参加者は粋歌さんのアドバイスを受けながら、なるべく本物の仕草に近くなるよう、工夫して表現しようとしていました。

   普通のそばだけではなく、とろろそばや焼きそばなどの変わり種もあり、また手紙も具体的なシチュエーションが設定され、各参加者の個性が十分に発揮されたワークショップとなりました。

ワークショップ1
そばを食べる仕草
ワークショップ2
そばの長さを表現
ワークショップ3
お茶を飲む仕草
ワークショップ4
手紙を読む仕草

   いつもご協力下さる三遊亭粋歌さん、とても楽しい時間をありがとうございました。

   次回、3月11日(土)の中学生クラブは、2016年度の最終回である「3年生を送る会」です。

(岩野智)