杉並ユネスコ協会
第19回広島スタディツアー
2017年3月27日(月)〜30日(木)

集合写真

参加者

杉並ユネスコ協会青年部 5名 理事2名
厚木ユネスコ協会青年部 3名
中国人留学生 2名

ツアーの主な行程

〈1日目〉

原爆資料館見学(ピースボランティアによる案内)
被爆体験証言(李 鍾根さんの講話)
ミーティング(広島大の大学生3名参加)

〈2日目〉

平和記念公園碑めぐり(ボランティアガイドの橘 光生さんによる案内)
本川小学校見学
比治山放射線影響研究所見学
市内見学(旧日本銀行、袋町小学校など)

〈3日目〉

江田島・海上自衛隊第1術科学校見学
宮島・厳島神社見学

〈4日目〉

平和記念公園訪問
広島駅解散

平和記念公園
平和記念公園にて
原爆資料館
原爆資料館の見学
証言1
被爆体験証言
証言2
李 鍾根さん(最前列中央)を囲んで
碑めぐり
碑めぐり(中央は案内役の橘 光生さん)
本川小学校
本川小学校内の展示
江田島
江田島・海上自衛隊第1術科学校
厳島神社
厳島神社にて

参加した感想

   3泊4日で広島スタディツアーに行き、そこで平和についてたくさんのことを学びました。

   私は小学生の頃、歴史の教科書に載っていた原爆ドームをどうしても自分の目で見たいと思い、このスタディツアーに参加しました。

   長年の夢であった原爆ドームを目の前にして、私は平和について少し軽く考えていたのかもしれません。

   戦争がいかに恐ろしいもので、二度と起こしてはいけないものだと深く感じました。

   あれほど栄えていた街が、そして人が、一瞬にして消えてしまった。

   世界の人々がそれを、あの日のあの出来事で学んだはずなのに。

   最近北朝鮮がミサイルを飛ばそうとしています。私はそのような現状をうまく受け止められません。

   世界の人々が、核爆弾なんかいけない、戦争なんかやめようと言っている時に、なぜいまだにこのようなことが起こっているのでしょうか。

   今のこの世界は間違っています。

   勉強ができず、幼いながらも銃を持ち、人を殺し、戦争が起きている世界。

   このスタディツアーでは、戦争についてとても深く考えさせられました。

   いまだに後遺症が残って苦しんでいる人がたくさんいます。

   思い出したくない過去、そう思っている人もたくさんいます。

   それでも私たちに、何があったのか、どのようなことがあったのかを話してくれました。

   それを私たちが、また別の人に話していき繋げていく。

   私たちはこの貴重な体験を決して無駄にしてはいけないと思います。

   この世界をつくっていくのは私たちです。

   心に「平和の砦」を築き、二度と同じ過ちを起こさない。

   平和な世界をつくっていかなくてはならないと感じました。

(春原蛍)