杉並ユネスコ協会
中学生クラブ「開級式」
2018年4月14日(土)セシオン杉並 視聴覚室・集会室

会場全景

   桜の木々が早くも新緑に覆われた4月14日、新年度の中学生クラブが始まりました。

   はじめに杉並区社会教育センターの山口成之所長からご挨拶があり、続いて当協会の朝倉洋子会長より挨拶がありました。

   そして英会話講師の先生方と中学生クラブの運営に携わる青年部の紹介がありました。

山口所長
社会教育センターの山口成之所長
朝倉会長
朝倉洋子会長
英会話講師
英会話講師の先生方
青年部
青年部のメンバー

   開級式の前半では、青年部によるユネスコ紹介が行われました。

   国連の専門機関であるユネスコ(本部はパリ)の設立経緯や目的、活動内容などが紹介されました。

   活動内容では世界遺産、寺子屋、識字の3つについて説明があり、とくに非識字者に対して文字の読み書きができるように教育の機会を確保することが重要であると述べられました。

   文字の読み書きができない場合、対等な取引ができなかったり、人間としての尊厳が傷つけられたり、さらには命を落とす危険な目に遭ったりもします。

   このような状況を避けるため、学校に通えない子どもや大人たちのために寺子屋をつくり、そこで文字の読み書き・計算を学んでもらうことが重要になってくるのです。

   プレゼンの最後には、この寺子屋活動を支援するため私たちにもできることとして、例えば書き損じはがきの回収などが挙げられていました。

ユネスコ紹介1
世界遺産に関するクイズ
ユネスコ紹介2
世界寺子屋運動の説明

   後半は、学年ごとのクラスに分かれて英会話が行われました。

   どのクラスもまずは英語で自己紹介することから始まり、趣味や特技、自身の性格などを英語で伝える練習をしました。

   中学生が外国人の先生や他の外国人ゲストと1対1で向き合って自己紹介し合うというのも、中学生クラブならではの体験と言えます。

   その後クラスごとに英語を使ったゲームなどを行い、楽しく英語に触れる時間を過ごしていました。

   はじめは緊張気味の中学生たちも先生や友達同士のコミュニケーションを通じて次第にリラックスし、明るい笑顔が見られるようになりました。

英会話1
カードを使って自己紹介(中2クラス)
英会話2
外国人の先生と英語で挨拶(中1クラス)

   次回の中学生クラブは5月12日(土)です。ドイツ人高校生のアントニアさんに母国ドイツについてお話をしていただきます。

(岩野智)