杉並ユネスコ協会
中学生クラブ「英会話と日本文化 〜落語ワークショップ〜」
2018年2月10日(土) セシオン杉並 視聴覚室・集会室・和室

集合写真

   2月の中学生クラブでは、前半に英会話、後半に女流落語家の三遊亭粋歌(すいか)さんによる落語のワークショップが行われました。

   三遊亭粋歌さんは毎年中学生クラブの日本文化を紹介するゲストとして来ていただき、今回で4回目のご登場となります。

   まず、粋歌さんに「お菊の皿」という古典落語を披露していただきました。

   これは怪談「番町皿屋敷」を題材とした噺で、皿を数えるお菊さんの美しい姿が話題となり、見物客が増えていって、仕舞いには興行として賑わうようになるという滑稽噺です。

   最初は恐ろしい幽霊であったお菊さんが、男性客からもてはやされるようになり、次第に愛嬌を振りまくようになる、その性格の変化を粋歌さんが巧みに表現されていました。

粋歌さん1 粋歌さん2

   次に、落語の仕草を実際に体験してみようということで、そばの食べ方やお茶の飲み方などを粋歌さんが参加者にレクチャーしました。

   数名の参加者が舞台に上がって、粋歌さんから仕草のコツを手取足取り教えてもらっていました。

   そばは、例えば麺をすする際に「ズルズル」と音を立てたり、麺の長さを表現するために麺を見上げるようにするとよいそうです。

   お茶も音を立てながら飲んだり、飲んだ後に「プハー」と息を吐くなど、いろいろ工夫できることがわかりました。

   一見簡単そうに見える落語の仕草も実際にやってみると意外に難しく、そこに長い間受け継がれてきた伝統芸能の奥深さを感じます。

   参加者たちはうまく表現しようと悩みながらも、しかしジェスチャーゲームをしているかのように落語の仕草を楽しんでいました。

ワークショップ1
そばつゆをお猪口に入れる
ワークショップ2
そばの長さを表現
ワークショップ3
わんこそばを食べる
ワークショップ4
お茶をすする

   最後は、粋歌さんの創作落語である「コンビニ参観」(コンビニでバイトをする息子を過保護に見守るモンスターママの噺)が披露され、会場は笑いの渦に包まれました。

   明るいキャラクターで毎回落語の魅力を楽しく伝えてくださる粋歌さん、今回も楽しい時間をありがとうございました。

   次回、3月10日(土)の中学生クラブは「3年生を送る会」です。中学3年生の卒業・修了をみんなでお祝いします。

(岩野智)