杉並ユネスコ協会
2019年度総会
2019年5月19日(日) セシオン杉並 第6・7集会室

会場全景

   2019年度の総会が、5月19日(日)セシオン杉並にて開催されました。

   司会の山田 正副会長より開会が宣言され、朝倉洋子会長より挨拶がありました。

   挨拶では、ユネスコ活動の活性化のために会員増強が必要であり、そのために協会活動の理解増進や地域ユ協との連携に取り組んでいくとの方針が示されました。

   続いて来賓の安藤利貞 教育委員会事務局生涯学習担当部長(区長代理)よりご挨拶をいただきました。

   安藤氏は2020年の東京五輪において、ビーチコートを備えた永福体育館をイタリアのビーチバレーチームの練習場所として提供することが決定されたことを受けて、杉ユ協にもその受け入れに伴うさまざまな交流事業に協力をお願いしたいと述べられました。

   そして来賓として、本橋宏己 教育委員会事務局生涯学習推進課長、山口成之 社会教育センター所長、および同センター職員(ユネスコ担当)の椙山寿子、渡延万里、水村仁美の各氏が紹介されました。

   議事においては、2018年度の事業報告および収支決算、2019年度の事業計画および収支予算案が審議されたほか、役員・理事の改選、会費納入に関する規約改正も審議され、とくに疑問点や問題点の指摘もなく、すべて満場一致により承認されました。

   総会の終了後、研修会として村治笙子理事と西野裕代理事による「仰天エジプト訪問記」の発表が行われました。

   両理事は今年の年明けに15日間の日程でエジプトを訪問し、カイロ、アスワン、ルクソールなどの都市を回りながら、古代エジプトの遺跡群を見学しました。

   世界遺産創設のきっかけとなったアブシンベル大神殿、壮麗な壁画に彩られた王妃ネフェルタリの墓、古代建築技術の結晶であるギザのピラミッドなど、古代遺跡の魅力が映像を交えて伝えられました。

   また、古代エジプト人の豊富な知識、卓越した技術力が垣間見られるものとして、ツタンカーメンの黄金のマスク(金属加工技術)やミイラの作製(医学的知識)が挙げられました。

   さらに、エジプト人の食生活や美容法、婚姻制度、人柄の特徴も紹介され、1時間という短い時間ながらも、参加者に大満足のエジプトを味わい尽くす中身の濃い報告がなされました。

研修会1
エジプト訪問の様子を説明
研修会2
村治理事(左)と西野理事(右)

(岩野智)