2020年12月12日(土) セシオン杉並 集会室
2020年度の2回目の中学生クラブは、12月12日(土)にセシオン杉並の第8~第10集会室で開催されました。
4月から開催できなかったために、参加の中学生は9名でしたが、青年部は現役組と青年部OBたちも加わって、後半のクリスマス会がにぎやかに楽しい会になりました。
クリスマス会の前に行われた国際理解の講座は、青年海外協力隊の観光隊員として2年間エチオピアに滞在した高橋友紀さんの体験談「ようこそエチオピアへ」でした。
エチオピアの国の概要、現地の生活などについてクイズを交えながら解説してくださいました。
バハルダールの町に住み、赴任当初に空き巣の被害にあったために、その後は、24時間ガードマンが2人ついている家で生活をしたとのこと。
エチオピアは、グレゴリオ暦とは異なるエチオピア暦を使用しているために、9月11日がお正月、1月7日がクリスマスとのことでした。
エチオピアの小学校を訪ねた時に、「日本について知っている言葉は?」と訊くと、「トヨタ、ヒロシマ、ナガサキ」との答えがあり、その話を聞いた日本の中学生も驚いていました。
またバハルダールのマーケットには、体重計を置いて体重を測る商売をしている体重計屋さんがいる点も驚きでした。
そして、エチオピアには、民族は80以上あり、オロモ人が最も多く34%であること、事実上の公用語はアムハラ語など、
エチオピアについては、あまり知らないことが多く、大変興味深いお話を聴くことができました。
最後に、高橋さんが大変だったことは、①ペットボトル1本勝負(1日1本ですべてを賄う)、②ガードマン問題、③冷蔵庫を本箱に。
良かったことは、①他の国のボランティアと仲良しになった、②幸福度UP、③脊が伸びたこと、とのことでした。
講師の高橋友紀さん
エチオピアでの貴重な体験を語る
後半のクリスマス会は、高橋さんもご参加。
青年部企画のゲーム、南京玉すだれの披露、お菓子のプレゼントなど、久しぶりの笑顔溢れる中学生クラブのクリスマス交流会でした。
楽しいクリスマスパーティー
メリークリスマス!
(朝倉洋子)